半分の心臓
そんな強気な主張も般若を前にUターン。
重い体を持ち上げ
適等に顔を洗い、
リビングに向かう。
腑抜けた態度で
食卓につこうとすると
目ぼしい食べ物は
小皿に乗った
しみったれたパン一切れに
何時に用意したかも分からない
中途半端な牛乳が一杯。
全く、
こいつらまで腑抜けてやがる。
マーガリンやジャムすらない。
それに朝食をたらふく食う派なボクとしては
あまりにも量が少ない。
「おか~ん。他にメシはないの?」
「毎朝、アンタにあわせてつくってられんわ!」
と、肩にかばんを担ぎながら
不機嫌な顔して外に出る赤鬼さん。
両手に装備するものは棍棒代わりのゴミの束。
玄関を開けると
先ほどのまで付けていた
般若の面はどこへ行く?
近所の人に笑顔で
「おはようございます」
を言いその足で
きっちり仕事に間に合うよう家を出る優等生。
こちらの要望を聞くカケラもない。
ヤリ逃げだ。ヤリ逃げ。
重い体を持ち上げ
適等に顔を洗い、
リビングに向かう。
腑抜けた態度で
食卓につこうとすると
目ぼしい食べ物は
小皿に乗った
しみったれたパン一切れに
何時に用意したかも分からない
中途半端な牛乳が一杯。
全く、
こいつらまで腑抜けてやがる。
マーガリンやジャムすらない。
それに朝食をたらふく食う派なボクとしては
あまりにも量が少ない。
「おか~ん。他にメシはないの?」
「毎朝、アンタにあわせてつくってられんわ!」
と、肩にかばんを担ぎながら
不機嫌な顔して外に出る赤鬼さん。
両手に装備するものは棍棒代わりのゴミの束。
玄関を開けると
先ほどのまで付けていた
般若の面はどこへ行く?
近所の人に笑顔で
「おはようございます」
を言いその足で
きっちり仕事に間に合うよう家を出る優等生。
こちらの要望を聞くカケラもない。
ヤリ逃げだ。ヤリ逃げ。