半分の心臓
カバンはポケットが2つある手さげの黒い通学バックで、中にはティッシュや絆創膏、のりにはさみ、ドライバーに眼鏡など学校生活の必需品が入っている。
「ええ!?ダメだよ。駄目。」
すかさず、完全否定。
ボクの学校必需品完全武装を。
「なんでよ?」
「ダメ!」
だから理由を言えよ。理由を。
「まだ、使えるからいい。」
まだまだ穴が開く様子もなく、
丈夫で、何より、機能性があるバックはお気に入りだ。
難点は、見た目はぼろぼろで教科書を詰め込むと
ボストンバックのように膨らみ、
見るからに重そうなくらいで
本人としてはそんなに気にすることでもない。
「ダメだって。誰もそんなカバン使ってないでしょ?」
他の高校生は誰もそんなカバンを使っていなく、
親として少々恥ずかしいのだろうか。
「ええ!?ダメだよ。駄目。」
すかさず、完全否定。
ボクの学校必需品完全武装を。
「なんでよ?」
「ダメ!」
だから理由を言えよ。理由を。
「まだ、使えるからいい。」
まだまだ穴が開く様子もなく、
丈夫で、何より、機能性があるバックはお気に入りだ。
難点は、見た目はぼろぼろで教科書を詰め込むと
ボストンバックのように膨らみ、
見るからに重そうなくらいで
本人としてはそんなに気にすることでもない。
「ダメだって。誰もそんなカバン使ってないでしょ?」
他の高校生は誰もそんなカバンを使っていなく、
親として少々恥ずかしいのだろうか。