-astral-星に捧ぐ少女
「…………………」
私っ…何やって……
体が…動かない!!
声も出ない…どうして…
『ふふっ…さぁ…殺してしまいなさいよ』
「…殺…す………」
あ…何ででしょう……
頭が重たい………
「おい、お前何しやがんだ!!」
何も…考えられない…
「…白銀の…アストラル」
―ピカアアアアア!!!
光が一気にダンテへと襲い掛かる。
「チッ…重這のアストラル!!」
―グワンッ
重力がダンテの支配下に落ち、何とか避けきった。
「どうなってやがんだ?」
ダンテはまるで操り人形のような私を見つめる。