-astral-星に捧ぐ少女


「……眩しい……」


宿の外へ出ると、温かい太陽が顔を出した。


太陽はあらゆる光の母のようなモノです…


だからこそ………
人は太陽の光を愛しく思うのでしょう…


「…これが世界………」


自然の恵の中に生きる文明…



誰にも支配される事ない自由な世界……


ロイ兄さん……
あの時見た未来が真実なら…


「あなたは今一人ぼっちなのですか…?」


居場所が無いと孤独に震えているのですか…?


背負うモノばかりが重すぎて、押し潰されそうになっているのですか…?










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