愛をささやけるのならば
たた、たすけてぇぇ!!

そんなことを叫んでも、私は死んでる身であって。

当然この世の人たちには聞こえてない。


「きゃぁぁぁ!どいて、そこの僕っ!!」

私は、公園で遊んでる男の子の上に落ちた。

落ちたよね?

なのに男の子はピンピンしてるし。

なんか、私の足を踏みまくってるのに全部すり抜けてる・・・。

あ、私今ユーレイになってるんだ。

なら飛べるんじゃない?

そう思って、飛んでみた。

・・・飛べるんじゃん!!

最初っからこうしてればよかったんだねぇ・・・・・・。


それからの私は、なにかにすいよせられるようにして、どこかに飛んでいった。


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