小学生と暴走族【夜桜】
圭一 ~side~





「とりあえず、いつ天琉をつぶすかだけど……」



俺は櫂や鈴たちと、天琉のことについて話し合っていた



天琉はものすごい卑怯な族だ



武器はもちろん



人質だって平気で使う



それに、最近俺らを潰そうとしている



青などがつかまる可能性も高い



早めに手をうっておこうと思った



「とりあえず、あさってらへんに……」



言い終わる前に、倉庫のドアが開く音がした



「青……?」



ドアのところには、汗だくの青がいた



「け…ハァ…いち…!」



明らかにその表情は動揺している



「青、どうした!?」



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