小学生と暴走族【夜桜】







「ねぇ圭一……」



私は倉庫にあるソファで寝転がっていた



「ん?」



「圭一はさぁー。 霊……とかって信じる?」



「霊…って幽霊とかのほうだよな



俺は別に信じるとか信じないとか関係ないし



見たなら信じるけど



今はなぁー……



まぁ、微妙な感じだよな」



「私の頭の中をもっと曖昧にする答えをありがとう」



「お? おぅ……」



だめだ



圭一は無理かも



櫂……は絶対やだ




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