小学生と暴走族【夜桜】




「なに笑ってんの」



「なんでだろうね」



輝はいつまでたっても笑顔を崩さない



「意味わかんない」



私もつられて小さく笑った



そのまま二人で夜桜へと向かった



私たちの上には、雲に隠れ気味の三日月がうかんでいた



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