小学生と暴走族【夜桜】
「さっそくだけど、答えを聞かせてもらおうか」
「ああ……
俺は、青から逃げない」
「それは、どういうことかな?」
「俺も、青ほどではないが、同じような目にあってきたからな
今までどうりに青とつるんでいく」
「……」
一瞬、赤が悲しそうな顔をしたがすぐにもとの顔に戻った
「青が聞いたら喜びそうだね
でも、青の傷の深さは並じゃないよ」
「分かってる。だけど……
途中下車は俺らしくねえ」
俺はニィッと笑った