幼なじみは運命
「未紅~。もう最悪。」
「うーん…知らない。」
未紅のばかー。友達が困っているのに…まぁ、いつもの事だけど…
「未紅は彼氏とか、好きな人とかいないの?」
そういえば、聞いたことなかったな…
未紅は、りんごみたいに赤くなりつつ答えた。
「いるよ。彼氏。」
私は、ビックリして少しリアクションに戸惑った。
私よりも早い!まぁ、当たり前か…私と未紅じゃぁ、格が違いすぎる。
「うそ、誰々!?」
未紅は、学校で3番目にカッコいいある人物を挙げた。
「尚登…」
尚登君!?いつも、蓮と一緒にいるあの尚登君!?
「いつ?いつから?」
私は未紅にいい迫った。
未紅は、顔を赤くして…
「おととい、告白されたの。まぁ、私も好きだったから。」
と言った。妬けるな~
「未紅そんなこと、一言も言ってくれなかったじゃん。」
「まぁね。」
そんな得意げに言われても…
まぁ、仲よさそうだしいいか。


でも、私も…あの二人みたいになりたいな…
< 19 / 22 >

この作品をシェア

pagetop