COLOR




世間知らずな娘だな!!




「そういう事、言わなくていいから」



止めたけど、藍は続ける




「2年前の話しだけど・・・」



「鈴!そうなのか!」




心配そうに音晴が聞いてくる




「でも私、その時鈴の側に居られなくて・・・」




お節介も程々にしてほしい・・・





「だから、別に何もないって!



みんなには関係ないじゃん!





ほっといてよ」






この言葉を口にしていた頃には遅かった





「ごめん」



そう言って、その場から逃げた




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