魔性の女？ 受付嬢・小出めぐみの秘密

「今まで何回も断って来たんだけどねぇ」

「それでもしつこく迫って来るってワケか？」

「そうなんだよ」

「バッカヤロー、なあーんで俺に相談してくれなかったんだよ？　二度とお前に近づけないよう、俺がそいつを締め上げたのによぉ」

「隼人に相談する余裕なんて無かったからだよ。もうちょっと早めに相談したかったけど、こっちも色々忙しかったし」

「今度そいつが又、お前に近づいて来たら遠慮せずに俺に連絡しろよな」

「分かった、そうする」

　２人は部屋に戻った。

　めぐみはスマホをデスクに置いてある充電ホルダーにつなぐと、来ていたロープを脱いだ。

　下は何も着てはいない。

　隼人と一通りのプレイを済ませると、めぐみはデスク傍の小さな冷蔵庫からペットボトル入りのミネラルウォーターを取り出して飲み始めた。