魔性の女? 受付嬢・小出めぐみの秘密

俺は知った。小出さんの秘密

 この後、俺たちはレストランで夕食を共にした。

 榊原さんが運転するからアルコール類抜きの食事となるけど、それでも手頃の値段でとても上手いコース料理を味わえた。

 食事の後は2人でカラオケを楽しんで、夜の大人の気分を味わった。

 デートも兼ねて、榊原さんとこんなにゆっくりとした時間を過ごしたのは初めてである。

 俺も満足だし、榊原さんも満足である。

「今夜はラブホにでも泊まりませーん? ずっとお供しても宜しいですよぉ」

 おーっと!

 会長秘書と有ろうとも人が大胆な誘いってか!?

「いやいや、今夜はもう疲れたからウチへ帰らせてもらうよ」

 俺は性的興奮を抑えつつ、丁寧に断った。

「そうですか…」残念そうな顔を見せる榊原さんである。

「又、そのうちに機会が有ったら」

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