魔性の女? 受付嬢・小出めぐみの秘密
或る朝、俺が得意先回りで社を出ようとした時だ。
「藤瀬さん、待って!」
小出さんが俺を呼び止めた。
「ハイ?」
立ち止まって振り向くと、小出さんが俺に手招きする光景が目に入った。
カウンターの方へ足を運ぶとだ。
小出さんは立ち上がり、カウンター越しに身を乗り出して来る。
「ネクタイ、曲がっていますよ」と言いながら、小出さんは俺のネクタイを的確に直してくれた。
「ど、ども!」礼を言った俺。
小出さんの美顔が俺に迫って来る。
それと、温かい吐息。
俺のハートがカーッと熱くなったのは、言うまでもない。
もう1人、同じ総務課の人間で今日は受付に入っている江崎麻里子さんがニコニコしている様子が、目に映った。
「うーん! ステキな光景だよー!」とまあ、冷やかしてくれる。
「藤瀬さん、待って!」
小出さんが俺を呼び止めた。
「ハイ?」
立ち止まって振り向くと、小出さんが俺に手招きする光景が目に入った。
カウンターの方へ足を運ぶとだ。
小出さんは立ち上がり、カウンター越しに身を乗り出して来る。
「ネクタイ、曲がっていますよ」と言いながら、小出さんは俺のネクタイを的確に直してくれた。
「ど、ども!」礼を言った俺。
小出さんの美顔が俺に迫って来る。
それと、温かい吐息。
俺のハートがカーッと熱くなったのは、言うまでもない。
もう1人、同じ総務課の人間で今日は受付に入っている江崎麻里子さんがニコニコしている様子が、目に映った。
「うーん! ステキな光景だよー!」とまあ、冷やかしてくれる。