俺はホモじゃねぇ
チビ
「…あれ?どうしたんすか?鼻抑えて。」


チビは、チャラ先輩をみて不思議そうに首を傾ける。



「あぁ!!今日メンチカツ?!俺、超好きなんだよなぁ!!」



一切、チャラ先輩ネタは無視。
そんな俺を見て、こたチャンまで顔を引きつらせた。



チャラ先輩
「おい。何無視してんだよ!!」



凄むチャラ先輩の声に周りも振り返り始めた。が、俺には関係ない。だって、俺には見えない幽霊みたいなものだから。



こたチャン
「…モッちゃん…まずいよ?」



もう、3人ともビビってる。
確かに、もの凄い怒りオーラを発しているに違いない。背中から威圧感満載の気配がするから。



「どうしたの3人共。早く飯食おう!!すげー腹減った!!」



俺がそういうと、肩を思いっきり掴まれ振り向かされた。



チャラ先輩
「…なに?特別室に選ばれなかったからすねてんの?!カワイイお子ちゃま。」



嫌味ったらしく…俺をバカにする様に鼻で笑った。

ムカつく。
すげームカつく。



「俺…幽霊にでも…取り憑かれたかなぁ?!」




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