俺はホモじゃねぇ
こたチャン
「へ?!」
テンちゃん先輩
「来たら、すっごい質問攻めにあって戻れないかもだけど。」
苦笑するテンちゃん先輩。
こたチャンは俺の顔色を伺いつつ
こたチャン
「…お借りします。」
そういった。
こたチャンは、どんなに責められても口を割らないだろうし…口を割ったところで、どうこうなるものでもない。
テンちゃん先輩に着いて行くこたチャンを見送ってから俺らも風呂に向かった。
チビ
「…いつも以上に見られてるね…。」
若干引き気味の俺らに対して、ユッキーは少し呆れ顔をして言った。
ユッキー
「当たり前だろ?!さっき食堂で大事件起こしたんだから!!」
あっ。
そう言えば…
「その後、どうなった?!」
ユッキー
「どうなったも…、塩浜先輩怒りまくって、食堂で声出したのテンちゃん先輩くらいだよ?3年すら黙ってたよ!!」
さぞや重苦しい雰囲気の中の夕飯だったんだろう。
俺のせいだけど。