俺はホモじゃねぇ
そんな相手がいたのかよ!!
そう突っ込みたい所を抑えながら、軽蔑の目をしてユッキーを見据えた。
フクちゃん先輩
「そう言えば…モッちゃんをサポート役にさせたくて、階の縛りを無くしたって話だけど?!」
「はい?!」
フクちゃん先輩?!
聞き捨てならない話だよ?!
俺、生徒会も寮の仕事もしないよ?!
チャラ先輩の仕打ちに、そう決めたんだから!!
フクちゃん先輩
「確か…、モッちゃんをサポート役に出来ないなら辞退しますって…。」
こたチャン
「1年生って事ですよね?!モッちゃん、学年2位ですよ?!」
フクちゃん先輩
「塩浜がそれで大杉って子を選んだはずだよ?!」
「チャラ先輩!!」
怒りが込み上げてくる。
最初っから、俺をサポート役にするつもりで、裏で話し作ってたのかよ!!
ユッキー
「マジで?!」
ユッキー、喜んでるし!!
つーか、ほぼ強制だろ?!
強制で奉仕作業だろ?!
「誰がやるか!!」