俺はホモじゃねぇ
大ケンカ
チビとこたチャンが特別室に移って2日目。
2回目の朝を迎えたが、
俺を『サポート役』にと
声はかかってない。
チャラ先輩が、俺を選ばなかった理由を言うのが面倒臭くて、デマでも流したんじゃないかと思う。
もちろん、
土下座したものの、和解はしていない。
俺の一方的な無視は続いたまま。
テンちゃん先輩も、相変わらず気を遣って
「塩浜の事、もう許してやって?」
と、顔を合わす度に言われる。
面倒くさいから『はい』って返事しちゃおうかな…。
そう思っていた。
そんな今日。
朝食の為食堂に行くと…
「おはよう、こたチャン!!」
俺がそう声をかけると、こたチャンは俺を見て頭を下げ、直ぐにVIP席に行った。
あれ?!
どうしたの?!