俺はホモじゃねぇ
大杉
「モッちゃんは次から次へと問題が起きるね?!」
苦笑する大杉は俺を気遣ってくれている。
学年階寮長はこういうやつがいいよ!!
「転職だな。」
大杉
「何が?!」
なんて、首を傾げる姿…チビそっくりで笑える。
好きな人のくせって移るものか?!
…もし、ユッキーに風間に癖が写ったら殴ってしまうかもしれない。
と、いうよりも…俺、風間の癖なんて知られねから移ってても気付かねぇじゃん!!
ある意味一安心。
大杉
「てかさぁ、モッちゃんが昨日飛び出して行ってから、アーちゃん泣まくって熱だして寝込んじゃってるんですけど。」
「はぁ?!」
大杉の言葉に驚きと、嬉しさと…何よりもバカなんじゃないかと呆れてしまった。
大杉
「マジだから!!目を腫らして8度も熱出て寝込んでる。モッちゃんが戻ったって知ったらよくなるだろうから、見舞い来て?!」
「…うん…悪かったな、心配かけて。」
その後、こたちゃんが教室に入ってくるが、目を合わせると、ちょっと切なそうに俺に笑みを見せるが話す事は無かった。
と、いうよりも
こたちゃんは、誰とも口を聞いていない。