俺はホモじゃねぇ
つうか決定だろう。
じゃ、いつ移るんだろう。
帰って来て速攻は…寂しいかも。
4人いたはずが…俺一人か。
ちょっぴりしょぼくれて帰っていると後ろからユッキーに腕をつかまれた。
ユッキー
「…話くらい…聞けよ。」
ユッキーの表情は笑顔を作りながらも、強張っていた。
朝から…俺が拒絶したから?
「…俺も悪かったよ。ユッキーの恋愛だから、俺が口出しする問題じゃない。ただ、ちょっと寂しかった。…まぁでも、応援するよ!部屋一人になるのは寂しいだろうけど。」
ユッキー
「何だ…特別部屋の事聞いたの?」
「聞かないけど分かってるよ!!」
ユッキー
「モッちゃんが出て行って…不安だったんだ。気の迷いって言うか…気を紛らわすって言うか…そんな雰囲気で…。」
「あぁ、詳しい事は言うな!!変に想像すると俺が可笑しくなりそうだから!!」
ホモの合体ばなしなんてご遠慮したい!!
それじゃなくても朝目の当たりにしたんだから。
ブルブルっと身震いした。
「ユッキー、俺チビんとこ寄ってくから。」