俺はホモじゃねぇ
お見舞い
ユッキー
「分かった。じゃ、俺も風間連れて後から行く。」
「うん、分かった。」
風間はもうライバルじゃない。
憎む相手でもない。
ユッキーの
親友でルームメイトの恋人だ!!
案外そう思って見ると、受け入れやすい。
俺も柔軟になって来たな!!
学年首席ってのはやっぱり鼻につくけど、いつか奪ってやる!!
俺はそう思いつつ大杉とチビの部屋の前に立った。
トントン
チビ
「…ふぁい。」
何じゃ、その返事は!!
「チビ、大丈夫か?!」
俺がそう言うと、部屋の中でがたんごとんと大きな音を立てながら、ペタペタと走ってくる足音が聞きえた。
ガチャン
勢いよく開くドアを見事によけた俺は、腫れ上がった目をしたちっこいチビを見下ろした。
チビ
「…モッちゃん!!」