俺はホモじゃねぇ
「出ていかないよ!!」
チビ
「ほら!!モッちゃんがいいのに俺はダメって可笑しいじゃん!!」
俺とお前は違うじゃん!!
遊びにくるくらいはいいけど、前みたいに同室ってわけにはいかないでしょう?
「いつでも遊びくればいいじゃん、チビはしっかり大杉のフォローしてやれよ?
…できるかどうかは疑問だけど。」
チビ
「一言余計だ!!」
ドア付近で騒いでいる俺らを見てユッキーが風間を連れて寄ってくる。
ユッキー
「何だよ。元気そうじゃん!!」
そう言ってユッキーはチビの頭をガシガシと撫でた。
まるで…俺の父さん見たいに。
大杉
「まぁ上がって。」
入るとモノトーンな部屋だった。
ほとんど黒一色。
「何か…大杉とチビのイメージじゃないな?」
大杉
「それ、どんなイメージ?!」
「ん…こう、この辺から飛行機の模型がくるくる回る様なオモチャがあって、床には緑色のマットで、その上に線路が組み立ってて、横にはおもちゃ箱が…。」