俺はホモじゃねぇ
チビ
「何でだよ!!モッちゃんの心配して何が悪いんだよ!!止めたって、勝手に出て行って帰ってこないし、辞めるの一点張りで…不安になって心配して何が悪いんだよ!!」



「それは悪かったよ!!だからもうやんないよ。でもこれは友情の話じゃねぇんだよ!!」



チビ
「…はい?」



やっぱ分かってないじゃん。
大杉、早くそいつを寝かしつけてくれよ。

ここまで話してて…全く理解してないチビが腹立たしい。



俺は大杉を睨みつけると、俺を察してチビを寝かせようと布団を掛けている。



チビ
「ちょっと待ってよ?!どう言う事?!…風間は友達としてサポートして欲しいんだろ?!学年主席に次席のコンビだろ?!」



こいつは…
熱でぼーっとしてたんだろうか?



「チビ、風間はホモだ!!男同士で愛し合う分類。」



チビ
「…えぇ!!??」



みんなの視線がチビに集まる。

『話し聞いてなかったのか?!』

そんな冷たい視線だった。



チビ
「…ユッキーと、一緒?!」



うん。
ユッキーとも
チャラ先輩とも…

そして、大杉ともね。




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