俺はホモじゃねぇ
「うわっ!出遅れた!!」


有る程度片付いて
談話していると

同室者、最後の一人が入って来た。


こたチャン
「 始めまして。
高木小太郎です。
こたチャンってあだ名がついたので、そう呼んで下さい。」

「オレ、井上元晴。
モッちゃんって呼んで!!
3年間宜しくね!!」

「オレ、宮田嵐。
不本意ながら、アーちゃんってあだ名がついたので…宜しくね。」

4人目
「…それにしても…。」


そう言って言葉を濁していたけど
完全に
濃いキャラ部屋って
言いたいんだろうな?

多少の自覚はあるが…

中性的過ぎるメンバーだもんね。


4人目
「あっ、オレ西野行(にしのゆき)です。
3年間宜しく!!」

チビ
「行くんかぁ…
ゆき、ゆき、ユッキー!!」

ユッキー
「なに?呼び方考えてくれたん?
超嬉しい~アーちゃん!!」


そう言って
チビに抱きついてグリグリと
頬をチビの頭にこすりつけていた。


オレはこの
ユッキーに違和感を感じて見つめると、
こたチャンもそう思ったのか見据えていた。

そして、
こたチャンとオレの目が合う…

あれ…やっぱり??


2人で苦笑いをした。





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