俺はホモじゃねぇ
ユッキー
「あっ。あれね?
聞いた話では、学年トップ10に入って、尚且つ先輩指名がなれるんだって!!」


「TOP10かぁ…」


それなりにハードルは高いな!!


ユッキー
「更に、各階学年1人が選ばれるらしいよ?
今度の学力テストで候補が決まるみたい!!」


マジかよ!!
ソレ、来週の月曜だろ?!

一週間後かよ!!


チビ
「モッちゃん、ソレ俺が狙うから!!」


「言ってろ愚民!!」


そういいながらオレとチビは取っ組み合いになっていた。


こたチャン
「どっちがなってもいいから、俺を相方指名してね。」


こたチャンはにっこり笑った。
ちゃっかりしてる…。


ユッキー
「相方は補佐だから、その人に取りいるのが手っ取り早いよね。」


取りいるって…

俺が怪しむ目付きでユッキーを見ると、いきなり咽せて口に入っていた米粒を飛ばして来た!!


「「きたねぇ!!」」


ユッキーの正面のチビとその隣に座っていた俺は声を揃えた!!


俺のおかずは無事だったが、チビのおかずには白いツブツブが飛び散っていた。


今にも泣がしそうなチビ。お茶碗だけは持っていたので、米だけ守れていた。

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