俺はホモじゃねぇ
「これ以上成長の妨げは可哀想だから…。」


優しい俺は、チビのお茶碗に唐揚げを1つのせた。


チビ
「…嫌味が聞こえたけど、聞き流すよ。唐揚げありがとう。」


こたチャン
「俺のも…。」


こたチャンも、チビを不憫に思ってか唐揚げを1つお茶碗に分けてあげていた。


ユッキー
「わざとじゃね~よ?!ゴメン!!」


さっきまで一番騒がしかった俺らに席が、周辺も含め静かになっていた。

でも、ほとんど俺らと一緒にいたくせして、ユッキーはどこでそのネタをしいれてくるんだろう?


チビ
「でも、ユッキー何で詳しいの??」


そのあと、とんでもない発言をユッキーがするなんて思いもせず食事が進む。


ユッキー
「昨日、風呂で一緒になった先輩にチューしたら、簡単に教えてくれたんだ!!」


ユッキーの発言に口に運ぼうとしていた俺のはしから、唐揚げが落ち床に転がった。
こたチャンは持っていたお茶碗をテーブルに落とし白米がテーブルに散乱。
チビはお味噌汁を勢い良く吹き出し、さっきのお返し!!と言わんばかりの惨状になっていた。


ユッキー
「きたねぇ!!」


ユッキーが味噌汁を浴びながら怒って怒鳴るが、同室者として居てはいけない危険性を感じるユッキーに対して罵声を浴びせた。


「てめーだよこのホモが!!」

こたチャン
「ユッキーってマジだったの??」

チビ
「寄るな変態!!」


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