俺はホモじゃねぇ
そうこうしているあいだに順位発表の日。

昇降口を入って下駄箱を抜けた廊下に貼り出されている。


こたチャン
「すごい人だかり!!」


「本当…。」


ユッキー
「これじゃお触りし放題だな?!」


混み具合に若干引いてた俺等は、ユッキーの変態思考に完全に引いた。

そして、わけ行ってまで見ようという気まで失せた。


ユッキー
「あれ?!みにいかない?!」


「…いい。」


こたチャン
「遠慮します。」


チビ
「…俺も…。」


ユッキー
「寂しいだろ?!一人くらい付き合って!!」


ユッキーに掴まれたのはチビで…


チビ
「あ"ぁぁぁああ!!」


ご愁傷様。
小っちゃいチビは直ぐに人混みに吸い込まれて行った…。


こたチャン
「…アーちゃん、もう姿が見えないね。」


「うん…さ…先に教室行こうか?」
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