この恋ウソから始まりました


そんな…。


これは、相当マズイんじゃ…。


連れて行かれた大翔の家は、ごく普通の一戸建てだった。


特別古くも新しくもなく、シンプルな家。



「母さん遅いから」


「遅いの?」


ますます、不安。


「そ。オレの両親、離婚してるから。母親が働いてんの」


「え?」




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