目一杯の愛で‥
一方、その頃
一人の美人な女の子、
妃 百合は
数十人の男共に追いかけられていた。
『ほんと勘弁してよ!』
全力で慌ただしく、
廊下を走る
「「うぉー!百合ちゃーん!」」
あぁ、もう無理
と、呟いて
ふと、非常階段に目線を向けた
『あっ ここだ!』
非常階段の隣のサビついてる扉を開けた
一方、男共は
「「百合ちゃん、どこ行った!!」」
と、騒ぎ立てていた。
女の子、百合は
ゆっくりと扉を開けた
扉の先には
綺麗な青空が広がっていた。
あ、もしかして‥
ここって屋上?
二年間、知らなかったことに
悲しみながら
屋上に入っていく
すると
一人、男の子が綺麗な顔で眠っていた。
ドクンッ!
百合、は眠っている男の子に
恋、をした。