君との時間は・・・
いまいち、姉貴が何を言いたかったんかわからへん。けど多分、綾のことやと思う。
確かに今でも引きずってる。けど、今はもう、前に進まなあかんと思ってるから。
「大丈夫や。もう、前みたいな間違いはせぇへんから。」
「そ。ならいいわ。じゃぁね。」
こぉいうところが姉貴を嫌いになれきられへんところやねんけど。
結構俺の心ん中が見えてるんちゃうか、っていうくらいズバズバ言うときがある。
当たってるから、ちゃう、とも言われへんしな。
まぁ、あんな姉貴にも、はよぉ彼氏できてほしかったり。俺が今度はズバズバ言いたいし。
それから、俺は気づいたら寝てもうてた。朝の太陽の日差しで目が覚めた。
昨日のデートの幸せに余韻はいまだに消えずや。
学ランを着て、学校に行く準備をする。朝飯を食って、そそくさと家を出る俺。
早く・・・笑美に会いたかってん。春登にも自慢したかったし。このクマのキーホルダー。
けど・・・この日俺の耳に入ってきた笑美の言葉は・・・一気に俺の中に不安を寄せた。
それは、昨日の晩に笑美の左胸に痛みが走ったっていう話やった。もしかしたら・・・ということも考えて検査をしに行くらしい。
体育祭の日にただ体に痛みが走っただけやって言うたんは嘘やってこと。
多分あの時からおかしかったんやと思うって。真剣に笑美の話を聞いた。
「笑美・・・大丈夫なん?」
「・・・大丈夫だよ。きっと。昨日ははしゃいで疲れ過ぎてたから痛みが増しちゃったんだと思うし。きっと大丈夫よ。今日ちゃんと病院によって帰るんだし。」
「そっか・・・。ちゃんと調べてきたら俺に教えてや?どんな結果でも、ちゃんと。」
「・・・わかてるよ。でも、きっと悪いことは無いよ。私の体のことは、私が一番わかってるんだから。」
「そう、だよな。分かった。じゃぁ明日結果を聞くことになるんだな。明日の朝一番に俺に教えてくれよな!」
「うん!」
今は、ただ笑美を、運命を信じるしかない。俺は、待つことしかできへん。
それから、俺はできるだけ笑美に笑ってほしくてたくさん話をした。けど、笑美は気づいてたと思う。
確かに今でも引きずってる。けど、今はもう、前に進まなあかんと思ってるから。
「大丈夫や。もう、前みたいな間違いはせぇへんから。」
「そ。ならいいわ。じゃぁね。」
こぉいうところが姉貴を嫌いになれきられへんところやねんけど。
結構俺の心ん中が見えてるんちゃうか、っていうくらいズバズバ言うときがある。
当たってるから、ちゃう、とも言われへんしな。
まぁ、あんな姉貴にも、はよぉ彼氏できてほしかったり。俺が今度はズバズバ言いたいし。
それから、俺は気づいたら寝てもうてた。朝の太陽の日差しで目が覚めた。
昨日のデートの幸せに余韻はいまだに消えずや。
学ランを着て、学校に行く準備をする。朝飯を食って、そそくさと家を出る俺。
早く・・・笑美に会いたかってん。春登にも自慢したかったし。このクマのキーホルダー。
けど・・・この日俺の耳に入ってきた笑美の言葉は・・・一気に俺の中に不安を寄せた。
それは、昨日の晩に笑美の左胸に痛みが走ったっていう話やった。もしかしたら・・・ということも考えて検査をしに行くらしい。
体育祭の日にただ体に痛みが走っただけやって言うたんは嘘やってこと。
多分あの時からおかしかったんやと思うって。真剣に笑美の話を聞いた。
「笑美・・・大丈夫なん?」
「・・・大丈夫だよ。きっと。昨日ははしゃいで疲れ過ぎてたから痛みが増しちゃったんだと思うし。きっと大丈夫よ。今日ちゃんと病院によって帰るんだし。」
「そっか・・・。ちゃんと調べてきたら俺に教えてや?どんな結果でも、ちゃんと。」
「・・・わかてるよ。でも、きっと悪いことは無いよ。私の体のことは、私が一番わかってるんだから。」
「そう、だよな。分かった。じゃぁ明日結果を聞くことになるんだな。明日の朝一番に俺に教えてくれよな!」
「うん!」
今は、ただ笑美を、運命を信じるしかない。俺は、待つことしかできへん。
それから、俺はできるだけ笑美に笑ってほしくてたくさん話をした。けど、笑美は気づいてたと思う。