君との時間は・・・
それから急いで教室に戻って授業に参加した。まぁ、当然怒られたんやけど。


そんな事より、帰りにどうしたらいいのか考えることで頭がいっぱいやった。


そして、全部の授業が終わってから、海翔に相談しようと思った。


「海翔!ちょっとえぇか!」


「ん~・・・3分だけな!」


「な、なんやそれ。なんか用事でもあるんか?」


「あ~・・・まぁ・・・な。」


「なんや、言えや。」


「まぁ・・・用事や。」


「まぁ、って何や。」


「海翔~。帰ろうよっ。」


廊下から海翔に声をかけたのは、めちゃくちゃかわいい女の子!


うちの学校にもあんな子がいたんやな。・・・・・・って!?


「海翔!?あれって!?」


「・・・まぁそぉ言うことや!ほなまたな!」


足早に女の子の所に寄って行って、ラブラブしながら帰っていった海翔。


なんや・・・あいつも、なんだかんだで盛んなんやな。・・・えぇな。


さぁ・・・問題は・・・俺や。
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