君との時間は・・・

友達・桜の木

あれから、俺と春登は学校でも有名なくらい仲の良い友達になった。


まぁ、相変わらずあの話し方やけど。


「恵!さっきの時間も寝てたでしょ。そんなんだから、勉強が分からなくなっていくんだよ。」


「うっさいわ。お前が勉強しすぎてるだけや。」


「恵、この前のテスト、30点以下ばっかりじゃなかった?」


「俺にしては上出来やぞ!20点以下はなかったんやぞ!?」


「・・・。恵にしてはすごいのかな。」


「そぉ言う春登は何点が多かったんや。どぉせ俺とそんなに違わへんかったんやろ。」


「僕は平均点が87点だったけど。」


「・・・。そんな変わらへんやん!さすがや、俺。」


「恵、さすがだね。バカさナンバーワンだね。」


「は!?なんやと!?」


少し腹は立つねんけど、春登と話してたら楽しいこともあるんやし。


俺ら、えぇ友達や。
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