君との時間は・・・
ワックスも、いつもは、せぇへんけど今日は少し塗ってみたり?


服装は、いつもは第一ボタンまで開けてたんやけど、第二ボタンまで開けて軽くネクタイしめてみたり?


「・・・変やない?」


「全然!かっこいいって!」


「春登ぉ!お前、メッチャえぇやつやな!」


「今頃気づいたんですか?」


「あほ!」


春登、俺今日まじで頑張ってみようって思う!告白するわけちゃうねんけどな。


「よっしゃ!今日も一日頑張るでぇ!」


「僕も、なんとか今日のテスト頑張ります!」


「・・・は?て、テスト!?」


「恵?今日数学のテストある日だよ?」


「あかん!勉強してへん!あ!春登!これから行って教えてぇや!」


「仕方ないなぁ。じゃぁ教えてあげるよ。」


「春登ぉ!お前、ほんまに」


「いい人でしょー。」


「自分で言うなや!」


「早く行かないと、教える時間なくなっちゃうよ?」


「あかん!って学校すぐそこやん。焦らんでも大丈夫やんか。」


「・・・恵、時間見たほうがいいよ?」


「時間?・・・!!!春登!教室までダッシュや!」


「はぁい。」
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