君との時間は・・・
「・・・あ!」


「シャーペン・・・助かりました・・・。」


「いやいや、えぇねんて。お疲れ様!」


「・・・はぃ。・・・じゃぁ・・・失礼します。」


そう言って走って行った女の子。その時・・・少しだけ見えた。


女の子の表情が。相変わらず下を向いたままやったけど


ほんの少し・・・笑てたような気がした。・・・なんや・・・


可愛い表情して・・・。下向いてたらもったいないやん・・・。


って、俺何考えてんねん!あかんあかん。・・・帰ろ・・・。


それでも、帰ってる間も考えてたんは女の子のこと。


家に帰ってからも考えるのは・・・女の子のことばかり。


・・・俺、どないしたん!?
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