今日から、他人行儀はじめます~仮面王子×天然美少女~
そこには、俺の家より一回りぐらい小さい豪邸。
さすが、業界NO.2…
庭も、綺麗にしてあるし…
「私についてきて下さい」
執事の言うとおりに動く。
ーガチャ…
豪邸のドアを開けた瞬間…
「「「いらっしゃいませ!!」」」
使用人が、全員総出で迎えてくれた。
俺は、軽く頭をさげる。
スゲぇな…
カッケ-…
そんなことを思いながら、
中野一家が待つ部屋へ。
「どうぞ」
執事に通されたその部屋。
中野一家は、座っていたが、俺達が入ってきたのを見て、
慌てて立ち上がり、こっちに来た。
「ありがとうございます、岡本氏」
「いえ…我々も光栄です」
そんな会話が聞こえる。
「光康」
「はい」
いきなり名前を呼ばれ、親父の隣へ。
どうやら、それぞれの子供を紹介するみたいだ。
「これが、私の息子の、光康です」
ペコリと一礼する。