今日から、他人行儀はじめます~仮面王子×天然美少女~
「はぁぁ????」
意味が、わからないとでも言うように、
眉間に皺を寄せる光康。
「良い案だと、思わない?」
だって…光康と居たら、酷い目にあいそうだし…
「全く…どこが良い案なのかがわからない」
なぜか、機嫌が悪い光康。
貧乏揺すりしちゃってるし……
そんな、光康を無視して、あたしは、続ける。
「皆の前では、他人のふり。名字にさんも付けること。 あっ…それと、敬語で話すようにしよう! 幼馴染って事は、秘密ね!」
「なんでだよ…」
イライラしたように、ため息をつく光康。
そんなの、無視、無視♪
「じゃ、あたし、教室帰りますね? 岡本クン♪」
ベットから、出て、あたしは、急いで教室に向かった。