選ばれる彼女
少し優太は間をおきました。




「そうか、それはよかった」




優太は本題に入ることにしました。




「実は香織、俺から香織に教えることはもうないと思う」




「ええ、どういうことでしょうか?」




「香織はもう十分に成長した。一人でもやっていけると思う。これからはまた、杏里さんや真奈美さんと塾で過ごすんだ。もちろん、たまにはメールなどで連絡を取り合おう」
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