選ばれる彼女
「そう言ってくれるのは嬉しいんだけど・・・」




「何か問題でもあるの?」




優太は少し言いづらそうでした。




「ほら、智美たちって5人で一列に座っているじゃん。ちょっとあの中には入りづらいよ」




「平気だよ、そんなの」




優太はまた少し間をあけました。




「俺、智美と一緒に二人で授業、受けたいな」




「ええ!!」




智美は驚きました。
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