選ばれる彼女
「順調だよ。2学期の期末テストも結構いい感触だった。智美は?」




優太も智美の方に視線を向けたりしながら歩きました。




「まー普通かな。ふ・つ・う」




なんでそこで言葉を区切るのか、優太にはわかりませんでした。




ただ、智美の機嫌がいいことだけはわかりました。




やがて、二人は神社に到着しました。




かなり人で混雑しています。




そして、神社から道路にまで長い行列ができています。




多分、お賽銭箱のところまで列ができているのでしょう。




二人は列に並びました。
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