選ばれる彼女
「私は、優太が私の彼氏になってくれますように、ってお願いするの」




優太は平静を装いましたが、内心ではかなり舞い上がっていました。




か、神様ありがとう!!・・・と、まだお参りする前に感謝していました。




「もちろん俺だって智美を幸せにしたいって願いますよ」




「本当?」




智美は優太の目を見ました。




「智美とキスしたい」




優太は思わず本心を言ってしまいました。




「ここは周りに人がいっぱいいるからダメ」
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