選ばれる彼女
優太は理奈先生に質問をしましたが、あまりに美しい先生なので、説明が頭に入りませんでした。




話しているだけで顔が赤くなっていきました。




優太はなぜか、とても恥ずかしい気持ちになりました。




質問の答えをまだよくわかってもいないのに、あっそういうことか、などとわかったふりをして、チューターの控え室を後にしました。




その日から、優太はあまり勉強が手につかなくなりました。




勉強をしようとすると、どうしても理奈先生のことが頭に浮かんでしまうのです。




勉強をしようとしなくても、理奈先生のことが頭に浮かんでしまうのです。
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