選ばれる彼女
優太はそういう瞬間が意外と好きでした。




自分が理解したところを人に伝えるのは楽しいことでした。




次第に、どんどんテキストを香織より先に理解して、香織に教えたくなりました。




そこで、自発的に勉強に取り組むようになりました。




そして、香織に上から目線で教えるのです。




たとえば、次のような感じでした。
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