愛の宣告



あたしの家から学校は
徒歩でも余裕で行ける
場所にあって
すぐに学校の近くに
差し掛かった

学校に着くと

「んじゃまたあとでな」


と言って下駄箱で別れた


教室に行く途中
前方を見ると並木先生が居た


あたしは思わず
先生を呼び止めた

先生は振り返り
こっちに向かってきた



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