愛の宣告
恋人
次の授業は英語…
あたしの大嫌いな授業
だけど数学か英語を
取らなくちゃいけなくて
仕方なく取った授業
付き合って改めて
気付いたけどそういえば
この授業…俊哉もいるんだ
そんな風に思いながら
次の教室に向かっていると
後ろから
「源さん!」
俊哉の声ってすぐ分かった
振り返るとそこには俊哉が
「俊哉!」
その呼び方に慣れていた
あたしはついつい
約束を忘れていた
「由奈?学校では今まで通りっつったのは誰だよ」
クスクス笑いながら
俊哉が頭をツンとしてきた
あたしは小さく謝って
教室まで一緒にいった