愛の宣告



俊哉の元につくと
俊哉は不安そうな
顔をしていた

「俊哉?」

「由奈、大丈夫だったか?」


「えっ?大丈夫だったけど?」

そう言うと俊哉は
ニッコリと微笑みながら

「そうか…なら良かった」

と椅子から立ち
あたしの手を握って
教室へと歩き出した





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