遠い君と、もう一度恋を。



その日の晩、俺はベッドにうつ伏せになって考え込んでいた。



「逢莉に…新しい、彼氏…」



ハハッ…



逢莉は次に進んでたのに、俺は1年前から立ち止まったままだ…



「俺、ダサ…かっこわりぃ…」



そんなことを呟いていると、俺の携帯が鳴った。



「知らないアドだし…誰だよ…」



恐る恐るメールを開くと、その送り主と内容に俺は目を疑った。



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逢莉です(^^)


急にメールしてごめんね…

途琉からアド聞いたんだ。


いきなりなんだけど…
今から会えない?


        逢莉
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