遠い君と、もう一度恋を。



あの後、返信した俺はすぐ家を飛び出した。



そしてホテルに到着すると、入り口に逢莉が立っていた。



「こんな寒いのに…ずっとここで待ってたの?」



「うん…なんかそんな気分だったから…」



鼻を赤くした逢莉はクスッと笑ってそう言った。



「で…急にどうしたの?」



俺はさっそく本題に入った。



だって何の話か気になるし…



「あの…ね、今日の人は彼氏じゃない…」



…まじか。



俺の早とちりかよっ!!



でも…よかった…



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