遠い君と、もう一度恋を。



「…っ!!」



口元を押さえた逢莉ひその綺麗な瞳を少し涙で濡らした。



「紫音…っ!!あたしで…いいの…っ!?」



「…逢莉がいいの。」



俺は逢莉を抱き締めた。



1年分の会えなかった時間を埋めるかのように…



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