遠い君と、もう一度恋を。
帰り道、俺と逢莉ちゃんは手を繋ぐわけでもなく、中途半端な距離で並びながら歩いていた。
でも、楽しくしゃべりながら帰った。
「逢莉ちゃん、家、こっちの方なんだ?」
「うん。」
「俺ん家もここらへん♪毎日一緒に登下校できるじゃん♪」
「そ…そうだね…」
照れながら答える逢莉ちゃん…可愛いっす…
そんな中、俺はずっと気になっていたことを聞いてみることにした。
「こんなこと聞いて変かもだけど…何で俺の告白OKしてくれたの?逢莉ちゃん、可愛いからすごいモテるのに…」
少しの沈黙…