恋の仕方

中学２年生
クラス替え。ゆりなと離れてしまった。

けど、あいつは同じ。

これって運命？
そう思ってにやにやしてた。


「クラ…なに笑ってんの？キモすぎ。」


あいつが小バカにする。

「は？うっさいわね。同じクラスとか本当に最悪。」


そんなこと、思ってないのに…
また、言っちゃったあ。

「…俺は、よかったよ。一緒で…。よろしくな。」



私は顔が真っ赤になって走って逃げた


だってだって
嬉しすぎるよ。幸せだあ。


「なあに？桜と唐澤くん。付き合い始めたの？」

にやにやしてゆりなが聞いてきた。

「ままさか。」


「告白すればいいじゃん。唐澤くん部活で先輩に桜がかわいいとかおもしろいとかたくさん話してるらしいよ。」


「…うそっ」

神様！浅沢桜は幸せです。